ANA ビジネスクラス搭乗記 貸し切り NH976(154)上海 浦東-大阪 関西
上海-大阪 ANAビジネスクラス
Contents
- 上海浦東空港
- 日本 - 上海線 スケジュール / 価格
- 上海乗り継ぎ
- 出発フロア
- ターミナル2
- ANAチケットカウンター
- Dカウンター
- チェックインカウンター
- ビジネスクラス入り口
- カウンター案内
- 搭乗券
- 出発
- 免税制限エリア
- バーガーキング
- 2階層
- ラウンジへ
- 候机室
- 上海航空 No.77 ファースト ビジネスクラスラウンジ
- エントランス
- 内装
- フードコーナー
- 青島ビール
- 搭乗ゲートへ
- 優先搭乗
- ボーディングブリッジ
- HSBC
- 運命の分かれ道
- キャビン
- 一人掛けシート
- 独占
- 離陸
- 真ん中のシート
- 最大リクライニング
- 離陸後のドリンク
- シャンパン
- シャンパンショット
- アメニティ
- 一人のための機内食
- 機内食
- 機内食メニュー
- 前菜
- メインディッシュ
- デザート
- 日本 - 上海線 スケジュール / 価格
上海浦東空港
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関空-シンガポール-クアラルンプール-バンコク-上海-関空のオールビジネスクラスの旅程の5区間目です。
今回はビジネスクラスの結果的にキャビン貸し切りとなった驚きのフライトレポートです。
貸し切りといっても、もちろん料金を支払って貸し切ったわけではなく、ビジネスクラスの乗客が1人だったためキャビンを独占できたという話です。
ファーストクラスの場合は値段も高く、インボラアップグレードの確立がほとんどないので、乗客1人という経験は皆さん結構あると思いますが、B767の3分の1を占める前方キャビンを独占する機会はあまりないと思います。
CAさんも1対1になりますので、お互い少しぎこちない雰囲気になったというのが面白かったです。
ちなみに35席あるシート、ビジネスクラスの運賃が格安でもこの路線ですと往復10万円くらいですので単純に片道5万円で計算しても175万円です。
実際は片道運賃は普通運賃になるので、貸し切ろうと思えばもっと莫大な資金が必要になります。
上海乗り継ぎ
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この日はバンコクのスワンナプーム空港からタイ航空で上海プードン空港まで飛び、乗り継ぎでANAに乗ります。
トランスファーでも可能ですが、一旦中国へ入国しました。
出発フロア
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少し用事を済ませ、出発フロアへと向かいます。
ターミナル2
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プードン空港第二ターミナルです。
現代的で美しいターミナルになっています。
ANAチケットカウンター
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全日空のチェックインカウンターを探します。
チケットカウンター?がありました。
その奥のDカウンターがANAのようです。
Dカウンター
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ANAのチェックインカウンターです。
自動チェックイン機も設置されています。
チェックインカウンター
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カウンター営業開始時間が書いてあります。
便によっては早めにチェックインできるものもありますね。
2015年に上海線の便名が変更になっています。
NH922/NH974/NH920は、早朝の同時刻からチェックイン開始です。
その他の便はそれぞれの出発時刻にあわせてカウンターがオープンします。
ビジネスクラス入り口
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ビジネスクラスの専用カウンターへの入り口です。
香港や台湾の漢字の表記と中国本土は違うようです。
カウンター案内
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カウンター案内版です。
搭乗手続きを済ませます。
搭乗券
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ボーディングパスとラウンジインビテーション、場所の案内図です。
「C-CLS 77 LOUNGE」、上海航空のラウンジです。
出発
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セキュリティチェック、出国審査の出発口へ向かいます。
こちらも香港や台湾と表記が違いますね。
免税制限エリア
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制限エリアに入りました。
広々とした空間に免税店が並んでいます。
バーガーキング
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ファーストフード店もあります。
写真はバーガーキングです。
中国は漢字表記があるのが面白いですね。
2階層
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香港国際空港と同じように、出発フロアは2階層になっています。
ラウンジへ
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ANA指定のラウンジへ向かいましょう。
「上航77号貴賓休息室」、ラウンジは中国語で「貴賓休息室」なんですね。
候机室
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こちらから上層階へ上がれます。
下層階が3階、上層階が4階になっています。
「候机室」?
さっきと違う表記ですね。
候机室もラウンジでしょうか。
上海航空 No.77 ファースト ビジネスクラスラウンジ
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エスカレーターと階段でアクセスできます。
利用できる航空会社は、スターアライアンス各社。
ワンワールドでは、ブリティッシュエアウェイズ、マレーシア航空。
スカイチームでは、アエロメヒコ航空、ベトナム航空。
その他ヴァージンアトランティック航空、ウクライナのアエロスヴィート航空です。
エントランス
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なかなかスタイリッシュな入り口です。
内装
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内部も近代的なデザインになっています。
フードコーナー
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食事ができるダイニングスペースです。
青島ビール
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中国らしく、青島ビールと肉まんなどの点心をいただきます。
寿司はやはり美味しくなかったです。
焼きそばもいまいちでしょうか。
搭乗ゲートへ
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あまり美味しくないラウンジフードを少しだけ食べて、搭乗ゲートへと向かいます。
優先搭乗
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優先搭乗が開始されています。
上海からはファーストクラスの設定はありませんが、表記はあるようです。
ボーディングブリッジ
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ブリッジを渡ります。
HSBC
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HSBC 香港上海銀行の提供です。
運命の分かれ道
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運命の分かれ道を通り、ドアへ近づきます。
こちらもHSBCの独占広告です。
キャビン
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ビジネスクラスのキャビンへ搭乗しました。
CAさんから「本日は、ビジネスクラスのお客様はお一人です。」とのご挨拶が。
おおーキャビン独占です!
グーグルの創業者ラリーペイジが自家用ボーイング767で世界を飛び回っているという話を聞いたことがありますが、B767前方独占もそんな気分です。
プライベートジェットより広いですよ。
一人掛けシート
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といっても写真のように全席一人掛けシートなので、2席使って横になるとかもできません。
ただ誰も乗っていない独立した空間というだけです。
エコノミークラス1列独占のほうがいいのでは。
独占
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これだけガラガラであれば、インボラアップグレードがあってもよいものですが。
ANAダイヤモンドメンバーやスーパーフライヤーズカードの乗客はいなかったんでしょうか?普通運賃も。
まあ上海から大阪関西まで3時間程度の飛行時間ですし、ビジネスクラスを購入する人は少ないのは分かりますが。
離陸
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離陸いたしました。
が、もちろん誰もいません。
真ん中のシート
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ANAのB767-300ER 214席仕様機のCクラスは、2-1-2の配列で真ん中は1席仕様です。
7列あるので35席独占ということになります、無駄に(笑)。
B767-300ER 204席仕様機のほうも同じ配列ですが、リクライニングがもっと傾く「ANAビジネスクレードル」というタイプのシートが挿入されています。
最大リクライニング
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最大にリクライニングさせてもこの程度の傾きです。
離陸後のドリンク
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水平飛行に入ると離陸後のドリンクサービスです。
CAさん1人、専属担当になります。(笑)
いろいろお話させていただきました。
おつまみのANAあられをいただきます。
シャンパン
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シャンパンをチョイスしました。
短距離路線なのでミニボトルでの提供です。
というか1人なので逆にボトルを開けなくていいのでよかったです。
このフライト、あらかじめ座席指定していたのですが、意味がありませんでしたね。
「お好きなところにどうぞ」と言われ一番後方に座ったのですが、CAさんのサーブを考えると一番前に座ってあげたほうがよかったなと思いました。
ただ、独占したキャビンを眺められるメリットは一番後ろからでしか味わえません。
シャンパンショット
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恒例のシャンパンショットですが、独占に乾杯です。
アメニティ
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短距離なので、アメニティはトイレにだけあります。
歯磨きセットとマウスウォッシュ、フェイス&ボディシートがあります。
もちろんトイレも独占で使い放題!
そんなに行きませんが(笑)
一人のための機内食
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ドリンクの次は機内食です。
たった一人のためにサーブしてくれます。
シャンパン ワイン 日本酒 焼酎メニュー
種類 | 銘柄 | 産地 |
---|---|---|
シャンパーニュ | シャンパーニュ シャルル ミニョン ブリュット グランド レゼルヴ プルミエ クリュ | フランス シャンパーニュ地方 |
白ワイン | サン ヴェラン キュヴェ プレステージ テール デ リース ポール・サパン | フランス ブルゴーニュ |
赤ワイン | シャトー グラヴァ 2009 | フランス ボルドー |
日本酒 | 開華 特別純米原酒 みがき | 栃木県 第一酒造 |
焼酎 | 天盃 博多どんたく(麦焼酎) | 福岡県 株式会社天盃 |
多楽喜(芋焼酎) | 鹿児島県 知覧醸造 | |
しま千両(芋焼酎) | 鹿児島県 高崎酒造 |
機内食
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ドリンクの後は機内食がサーブされます。
ワンプレートでの提供です。
機内食メニュー
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メニューと安全のしおりです。
B767ビジネスクラス独占です。
コースはこの路線では洋食のみとなっていました。
メインディッシュは月の前半と後半で変わります。
1種類の提供で選択はできません。
洋食 2012年1月
コース | 料理名 |
---|---|
アペタイザー | パルマ産生ハムと野菜のブーケ仕立て |
ベーコンを詰めたベイクドマッシュルーム | |
スモークサーモンの薔薇仕立て | |
メインディッシュ | (1-15日)牛フィレ肉のステーキ 赤ワインソース |
(16日-31日)鱈のポワレ レモン醤油ソース | |
ブレッド | ハードロール |
デザート | ラズベリームースケーキ |
前菜
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3種類の前菜です。
生ハムなどがあり、これでシャンパンが美味しく飲めます。
メインディッシュ
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メインのタラのポワレです。
前半の牛フィレ肉のステーキのほうが好きかもしれません。
パンは袋に入っています。
デザート
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デザートのラズベリームースケーキです。
2012年12月と2月のメニューもブックに記載されていたので下記に書いておきます。
この後関西国際空港へ着陸、もちろん飛行機から降りるのも1番のりです。
やはり独占は気持ちいいですし、満足のいくフライトでした。
これで、このフライトレポートは終了です。
皆さんもキャビン独占できるといいですね。
洋食 2011年12月
コース | 料理名 |
---|---|
アペタイザー | ローストビーフと野菜のルーラード |
ツナのマリネ ディルとバルサミコ風味 | |
野菜のガトー仕立て | |
メインディッシュ | (1-15日)サーモンのポワレ ハニーマスタードソース |
(16日-31日)牛フィレのステーキ ベーコン風味のデミグラスソース | |
ブレッド | ハードロール |
デザート | 抹茶風味のバニラパンケーキ |
洋食 2012年2月
コース | 料理名 |
---|---|
アペタイザー | 海老のマリネ レモン添え |
フォアグラのテリーヌ | |
野菜のゼリー寄せ | |
メインディッシュ | (1-15日)牛フィレ肉のメダイヨン ローズマリー風味のデミグラスソース |
(16日-29日)真鯛のポワレ クラシックトマトソース | |
ブレッド | ハードロール |
デザート | マンゴームース |
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